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大阪市議会、定数「3増6減」合意-「逆転区」解消、1票の格差も縮小へ 来年2月議会で提案へ

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大阪市議会、定数「3増6減」合意-「逆転区」解消、1票の格差も縮小へ 来年2月議会で提案へ

採決が行われた13日の大阪市議会本会議。各会派代表はこの日定数3減に合意した 採決が行われた13日の大阪市議会本会議。各会派代表はこの日定数3減に合意した

 大阪市議会の各会派代表による定数見直しの検討会が13日、開かれ、「一票の格差」などを是正するため、定数を現行の86から3減の83とすることに全会一致で合意した。来年の2月議会に関連条例の改正案を議員提案し、可決されれば平成31年の市議選から適用される。定数の変更は22年の条例改正で89から3減の86になって以来。

 市議選は24区ごとに各2~6の定数が設けられているが、人口の変動に伴う定数の是正が長期間行われてこなかったため、人口が少ない区のほうが、多い区よりも定数が多い「逆転区」が複数存在する。一票の格差も最大2・14倍(27年国勢調査)に上り、各会派代表の検討会で見直しを進めていた。

 今回、合意したのは、人口増が続く北、中央、西の3区を1増とする一方、大正、東淀川、生野、阿倍野、東住吉、西成の6区を1減とする「3増6減」案。逆転区は解消し、一票の格差も1・41倍に縮小する。

 大阪維新の会は「身を切る改革」として17減を主張したため他会派との隔たりが大きかったが、一票の格差是正などを優先して同意した。同会幹事長で、検討会の大内啓治共同座長は「各会派でいろんな立場があるが、全会一致の賛成で合意に至ったことは大きな意義がある」と話した。

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