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【高校野球】甲子園練習の女子マネ制止、「現場の声」が高野連動かした! 「貢献している女子を立たせてあげたい」

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【高校野球】
甲子園練習の女子マネ制止、「現場の声」が高野連動かした! 「貢献している女子を立たせてあげたい」

ユニホーム姿で練習をサポートする大分の女子マネジャー(中央)。危険防止のため、大会本部から制止された =8月2日午前、甲子園球場(柿平博文撮影) ユニホーム姿で練習をサポートする大分の女子マネジャー(中央)。危険防止のため、大会本部から制止された =8月2日午前、甲子園球場(柿平博文撮影)

 今夏の高校野球の甲子園練習でノックを手伝った女子マネジャーが大会本部に制止され、「女子部員排除」と批判が起きた。日本高校野球連盟は議論を重ね、先月行われた理事会で「条件付き」ながら女子マネジャーの甲子園練習への参加を認めることを決定。高野連内には最後まで「硬球が飛び交うグラウンドで女子マネジャーを危険にさらすわけにいかない」などの反対意見もあったが、「女子マネジャーの努力に報いたい」という現場の思いに押され、安全に最大限配慮しての容認となった。(岡野祐己)

 事の発端は大会前の8月2日に行われた甲子園練習。大分高の女子マネジャーがヘルメットなしのユニホーム姿でノッカーにボールを渡しているのに大会本部が気づき、ベンチに下がらせた。甲子園練習には試合の登録選手18人より多い35人までが参加できるが、大会規定では試合前練習の補助員は危険防止のため男子部員に限っており、甲子園練習も「試合前練習に準じる」と判断された。この“騒動”が報道されると「女子部員はなぜダメなのか」と批判が相次いだ。

 高野連では4回にわたって女子部員の練習参加の可否を議論。大学や高校などの野球部元監督9人で委員を構成する技術・振興委員会では、危険回避の観点から反対が大半を占めたという。過去に女子部員が練習でけがをした経験を持つ委員もおり、「硬球が直撃すれば大けがになる。ふだんからプレーで硬球を扱う練習を積んでいるかというスキルの問題だ」との意見が主だった。

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