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「坊っちゃん列車」ミュージアムが開館 松山・伊予鉄本社に開業時車両の原寸大レプリカ

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「坊っちゃん列車」ミュージアムが開館 松山・伊予鉄本社に開業時車両の原寸大レプリカ

坊っちゃん列車のレプリカ(左)などが展示されたミュージアム=松山市 坊っちゃん列車のレプリカ(左)などが展示されたミュージアム=松山市

 来年、創立130周年を迎える伊予鉄道(松山市)の本社1階に9日、「坊っちゃん列車」の愛称で知られる開業当時の列車「伊予鉄道1号機関車」の原寸大レプリカや映像、写真資料など65点を展示する「坊っちゃん列車ミュージアム」がオープンし、初日から多くの鉄道ファンや市民が詰めかけた。

 同社は民営鉄道として国内で2番目となる明治20年に創立し、翌21年には国内初となる狭軌鉄道が開通。明治28年に松山中学の英語教師として約1年間赴任した夏目漱石が乗車し、後に小説「坊っちゃん」に「マッチ箱のような汽車」として紹介したことから、「坊っちゃん列車」として広く知られるようになった。

 ミュージアムは約111平方メートル。1号機関車のレプリカのまわりに明治~大正時代の乗車券、明治~昭和の車両部品、歴代のレールなどの実物を展示。歴代車両の写真や軌道、駅舎なども写真や図、映像で分かりやすく紹介しており、同社の歴史や鉄道文化をたどることができる。

 この日、四国中央市から見学に訪れた会社員、寺尾将幸さん(37)は「昔の鉄道部品など、興味深い」。同社の市内電車の運転士となり3年目という大西高弘さん(25)と松本拓也さん(25)も熱心に見入り、「日々の仕事に誇りを感じます。多くの人に見てほしい」と話した。

 営業時間は午前7時~午後9時。入場無料。問い合わせは同社広報課((電)089・948・3290)。

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