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【福岡タクシー病院突入】1カ月前の点検「異常なし」、タクシーは6年前に新車購入…操作ミスか不具合か

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【福岡タクシー病院突入】
1カ月前の点検「異常なし」、タクシーは6年前に新車購入…操作ミスか不具合か

送検のため福岡・博多署を出る、松岡龍生容疑者を乗せた車両=5日午後1時30分、福岡市 送検のため福岡・博多署を出る、松岡龍生容疑者を乗せた車両=5日午後1時30分、福岡市

 福岡市博多区の原三信病院にタクシーが突入し10人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反容疑で逮捕されたタクシー運転手、松岡龍生容疑者(64)が事故の約1カ月前に車両の定期点検を受け「異常なし」と判断されていたことが6日、分かった。同容疑者が加入する個人タクシー組合の関係者が明らかにした。

 松岡容疑者は「ブレーキが利かなかった」と供述。福岡県警は専門機関の協力も得ながら操作ミスと車両の不具合の両面から事故原因を調べる。

 タクシーは道路運送車両法に基づき、3カ月に1度の定期点検が義務付けられている。松岡容疑者はこれに従い、整備工場で点検を受けていた。事故を起こしたタクシーは6年ほど前に新車で購入し、ブレーキの不具合が確認されたことはなかったとみられる。

 捜査関係者によると、松岡容疑者に既往歴はなく、家族も「持病はなかった」と話している。

 事故は3日夕に発生。松岡容疑者は近くの公園から病院に向かって300メートル以上の道路を直進。「公園を出発した直後からブレーキがおかしかった」と供述し、速度を上げたまま病院に突入した。見舞客ら10人が巻き込まれ、うち3人が死亡した。

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