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【福岡タクシー病院突入】病院手前200メートルを猛スピードで走行か、住民が目撃

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【福岡タクシー病院突入】
病院手前200メートルを猛スピードで走行か、住民が目撃

タクシーが突っ込んだ現場付近に設置された献花台に向かい手を合わせる病院関係者=4日夕、福岡市博多区の原三信病院 タクシーが突っ込んだ現場付近に設置された献花台に向かい手を合わせる病院関係者=4日夕、福岡市博多区の原三信病院

 福岡市博多区の原三信(はらさんしん)病院にタクシーが突入し、10人が死傷した事故で、病院の約200メートル手前の直線道路で、タクシーが一時停止標識を無視して猛スピードで走っていたのを住民が目撃していたことが4日、分かった。タクシーが走行していた道路や病院敷地にブレーキ痕がなかったことも捜査関係者への取材で判明しており、福岡県警博多署は、周辺の防犯カメラやドライブレコーダーの映像を解析するなどし、当時の状況を調べる。

急加速…直後に衝撃音、悲鳴が

 猛スピードによる走行は住民の30代女性が目撃。直後に病院の方角から大きな衝撃音や悲鳴が聞こえたとしている。タクシーが病院の数十メートル手前から急加速し、東館に突っ込んだとの目撃情報もある。

 捜査関係者によると、自動車運転処罰法違反の疑いで逮捕されたタクシー運転手、松岡龍生(たつお)容疑者(64)は、事故直前に公衆トイレを利用するため、病院から約350メートル離れた公園に寄ったと供述。この後、猛スピードで走行したとみられる。

 事故は3日午後5時ごろに発生。10人が巻き込まれ、うち男女3人が頭を強く打つなどして死亡した。病院関係者によると、3人のうち無職の遠藤一行さん(53)は入院しており、無職の花田盛幸さん(44)と妻の会社員美佐代さん(44)は遠藤さんの見舞いで病院を訪れていた。

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