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ネット資金調達でニシキゴイ200匹放流 高齢化や捕食被害で激減していた香川の名勝・栗林公園

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ネット資金調達でニシキゴイ200匹放流 高齢化や捕食被害で激減していた香川の名勝・栗林公園

「クラウドファンディング」で購入したニシキゴイを池に放す出資者=23日、高松市の栗林公園 「クラウドファンディング」で購入したニシキゴイを池に放す出資者=23日、高松市の栗林公園

 野鳥による捕食などで池のコイが激減していた国の特別名勝、栗林公園(高松市)で23日、インターネットで資金を募る「クラウドファンディング」を活用し新たに購入したニシキゴイ200匹の放流式があった。資金は7月下旬~9月上旬の間に9都府県と台湾の計82人から250万円が集まった。

 同公園観光事務所によると、園内には江戸時代からニシキゴイやマゴイが生息。平成3年度までは愛護団体の寄付で放流を続け、最も多い時で約3千匹のコイがいたが、高齢化や近年の捕食被害で」を「高齢で死ぬ数や近年の捕食被害の増加により現在は約700匹(いずれも推計)にまで減少。特に色鮮やかで、鳥に狙われやすいニシキゴイが少なくなっているという。

 今回は鳥に食べられにくい体長40センチ程度のコイを新潟県の業者から購入。当初は目標額60万円で約80匹購入予定だったが、想定以上に集まったため、来年も購入して放流するという。

 式には返礼としてニシキゴイの命名権を得た出資者34人が参加し、それぞれが名付けたコイをポリ袋から1匹ずつ池に放した。

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