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東大寺の被害との関連を捜査 奈良県警 興福寺の国宝液体付着

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東大寺の被害との関連を捜査 奈良県警 興福寺の国宝液体付着

 奈良市の興福寺で国宝の千手観音菩薩立像の台座などに液体が付いているのが見つかった文化財保護法違反事件で、奈良県警奈良署が昨年4月に被害が確認された東大寺などとの関連を調べていることが20日、分かった。

 全国の寺社で昨年2~5月、油のような液体がまかれる被害が相次ぎ発生。奈良県内では東大寺などで被害が確認されたが、興福寺では当時、被害が確認されていなかった。

 奈良署によると、今回、興福寺で液体が付いていたのは、国宝館にある千手観音菩薩立像の台座や銅製の楽器「華原磬(かげんけい)」、東金堂の中にある四天王立像のうち持国天像の台座。いずれも国宝だった。

 これ以外に、像の前の手すりや展示案内板、床など、計10数カ所に水滴や水しぶきのような跡が見つかったという。

 液体は無色透明。拝観者が展示案内板が汚れているのを発見して寺に知らせた。この日、国宝館と東金堂は午前9時から開館していたが、事態を受けて午後1時ごろ閉館した。

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