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大阪カジノIR誘致、大商会頭は“慎重”変わらず 積極姿勢の関経連、関西同友会と温度差

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大阪カジノIR誘致、大商会頭は“慎重”変わらず 積極姿勢の関経連、関西同友会と温度差

大阪商工会議所の尾崎裕会頭 大阪商工会議所の尾崎裕会頭

 大阪府と大阪市が大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま、同市此花区)で誘致を進めるカジノなどの統合型リゾート(IR)について、大阪商工会議所の尾崎裕会頭(大阪ガス会長)は18日、大阪市内で開いた定例記者会見で「大商にもいろいろな意見がある。(カジノへの依存症対策など)市の具体的な考えを聞ければ、もう一度議論したい」と述べ、慎重姿勢が変わらないことを示した。

 大商によると、平成26年10月、市に対してIRの経済波及効果やカジノ収益の使途、ギャンブル依存症対策などについて質問状を提出。市から半年後に受けた回答は「あいまいな内容」だったという。

 尾崎会頭はIRについて「大阪の街の活性化、発展につながる施設なら、積極的に受け入れていきたい」としながらも、「一般向けの新聞アンケートでは賛否両論あったようで、大商の会員企業に今聞いても同様の結果ではないか」との認識を示した。

 一方、府が誘致を目指す2025年国際博覧会(万博)も、同じ夢洲を会場として基本構想最終案がまとめられた。万博は民間の費用負担が課題となっているが、関西経済連合会と関西経済同友会を中心に「IRとの一体開発で投資効率を高めれば負担しやすくなる」などの声が強まっている。

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