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【衝撃事件の核心】「身を切る改革」が聞いてあきれる元維新市議の末路 整骨院で施術でっち上げ、地元に残る〝ほぐせぬシコリ〟

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【衝撃事件の核心】
「身を切る改革」が聞いてあきれる元維新市議の末路 整骨院で施術でっち上げ、地元に残る〝ほぐせぬシコリ〟

整骨院を舞台にした療養費不正請求の仕組み。大阪府警は、元大阪維新の会所属の大阪府池田市議で整骨院運営会社元社長、羽田達也容疑者が自ら患者役となって不正を主導したとみている 整骨院を舞台にした療養費不正請求の仕組み。大阪府警は、元大阪維新の会所属の大阪府池田市議で整骨院運営会社元社長、羽田達也容疑者が自ら患者役となって不正を主導したとみている

 経営していた整骨院で療養費をだまし取ったとして、元大阪維新の会所属の大阪府池田市議で整骨院運営会社元社長、羽田達也容疑者(37)が10月、大阪府警に逮捕された。羽田容疑者は逮捕前の取材に対し、ともに逮捕された同社社長、増田誠容疑者(37)らに責任を押しつけるような弁明を繰り返していたが、実態は本人が患者役となって不正を主導していた。昨春の市議選で「身を切る改革」を訴え、大阪維新の会から出馬して初当選。疑惑発覚直後に離党したとはいえ、起訴されても進退を明らかにしない姿勢に、池田市議会は11月に入って議員辞職勧告決議を全会一致で可決した。支持者からは「期待していたのに信じられへん」と落胆の声も上がっており、地元に芽生えた「不信」のしこりは当面、ほぐせそうにない。

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 池田市にある傘下の介護事業所の一室で毎月末に開かれていた幹部会の席上。集まった傘下の府内6カ所の整骨院長らを前に、当時整骨院運営会社「ときはる総研」の幹部だった増田容疑者がこう語ると、まだ市議に当選する前で社長だった羽田容疑者は傍らで黙って見守っていた。

 捜査関係者によると、増田容疑者は、傘下の整骨院長らに「レセプト(診療報酬明細書)の日数はできるだけ記載しろ」「家族とか信頼できるやつの保険証を集めてこい」などと具体的な指示を与える〝汚れ役〟だったとみられる。増田容疑者の上に立つ羽田容疑者が真の指示役だった。

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