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犬猿の仲を利用…サル追い払う「モンキードッグ」に認定 農業被害軽減期待 松山市

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犬猿の仲を利用…サル追い払う「モンキードッグ」に認定 農業被害軽減期待 松山市

5頭目の「モンキードッグ」に認定された「シュン」と飼い主となった大川さん=松山市 5頭目の「モンキードッグ」に認定された「シュン」と飼い主となった大川さん=松山市

 松山市は農作物を食い荒らすサルの被害を防ぐため15日、警備犬「モンキードッグ」を新たに1頭導入した。徳島県の専門訓練所から21万6千円で市が購入した生後11カ月のオス「シュン」で、サルの被害が出ている同市小野地区で活躍が期待されている。

 モンキードッグは、人に危害を加えない、命令に従う、追い払った後は元に戻る-などの訓練を受けた犬で、サルの出没情報を受けて出動する。

 中山間地が広がる小野地区では、この2~3年で野菜や柑橘類、稲などにサルの被害が増加していることから、平成26、27年度に北条地区などに配備した4頭の成果を踏まえ、新たな導入を決め、飼い主を募集していた。

 飼い主を申し出たのは、同地区の農業、大川浩一さん(73)。「自宅で吊るしていた干し柿が朝になったらなくなるなど、サルは何でも食べる。電気柵をしても効果はない」と困惑顔で話す。「来年春までに訓練を済ませ、サルを見たとの連絡があれば、しっかり頑張ってもらう」とシュンに期待を寄せている。

 同市北梅本町の農業指導センターではこの日、「モンキードッグ」認定証交付式が行われ、野志克仁市長が大川さんに認定証などを渡した。

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