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輝く芸能の聖地・春日大社 正遷宮でご神体戻り奉祝行事

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輝く芸能の聖地・春日大社 正遷宮でご神体戻り奉祝行事

春日大社「正遷宮」奉祝式能で、奉納された能「葛城」=8日午後、奈良市(山田哲司撮影) 春日大社「正遷宮」奉祝式能で、奉納された能「葛城」=8日午後、奈良市(山田哲司撮影)

 奈良・春日大社の20年に1度の国宝・本殿修理「式年造替(しきねんぞうたい)」は、最高潮の「正遷宮(しょうせんぐう)」(6日、本殿遷座祭)で清らかになった本殿にご神体が約1年7カ月ぶりに戻り、現在は奉祝行事が連日のように行われている。年間2千回以上の祭儀がある大社のなかでも式年造替は最重要な祭礼。さすがにお祝いごとも舞楽や能楽といった古典芸能が奉納されるなど、盛大だ。よみがえった御蓋山(みかさやま)の聖地は国内外からの参拝者でにぎわい、深まる秋に輝いて見える。(岩口利一)

ご神体4柱戻ると、朱色鮮やかな社殿が…

 「ヲーヲー」。正遷宮の夜、浄闇(じょうあん)にそんな神職の警蹕(けいひつ、先払い)の声が高まった。香の清らかな香りが漂ってくる。雅楽の音が優雅に流れるなか、本殿前の中門・御廊前に張り巡らされた白い大幕に映る提灯のほの明かりが揺れた。

 大幕の向こうで、莚道(えんどう)と呼ばれる薦(こも、むしろ)を敷いた道を移殿(うつしどの)から東側の本殿第一殿へとご神体が戻されていくのだ。神代に戻ったようななんとも神秘な気配である。

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