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【博多駅前陥没】九州の玄関の誇り…強気1週間工事200人 大成建設も“汚名返上”フル稼働

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【博多駅前陥没】
九州の玄関の誇り…強気1週間工事200人 大成建設も“汚名返上”フル稼働

地盤の専門家らを集めた会議を終え、記者会見する高島宗一郎福岡市長=14日午後、福岡市博多区 地盤の専門家らを集めた会議を終え、記者会見する高島宗一郎福岡市長=14日午後、福岡市博多区

 九州の玄関口である福岡市のJR博多駅前で起きた道路陥没事故の復旧工事は、通常なら数カ月を要するところ、市はわずか1週間足らずで道路の通行再開のめどをつけた。特殊な工法を用いて作業の効率化を図り、市内外のミキサー車や作業員を総動員。異例の「スピード突貫工事」を実現させた。その背景に何があったのか。

■市長のトップダウンで

 「1分1秒でも早く安全に復旧させたい」。事故翌日の9日、報道陣の質問に市トップの高島宗一郎市長は早期復旧を強調した。

 陥没事故は8日早朝に発生した。穴は、道路いっぱいにわたる30メートル四方で深さは15メートル。すぐ下を通る地下鉄工事のトンネル天井の一部に空いた穴から、砂時計の砂が落ちるように流出した土砂は3千立方メートルに及んだ。強固に埋め戻すにはミキサー車約1750台分の約7千立方メートルの土砂が必要と試算された。

 ただ、通常は数カ月の工期を要するといわれていたが、高島市長は強気の姿勢を崩さなかった。「道路を一刻も早く通行可能にする。目指すは14日だ」。9日朝に開かれた会議でそう明言。集まった職員や工事関係者は息をのんだ。

突貫工事、秘密は「流動化処理土」

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