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熊本市教委、中3男子いじめ自殺の報告書を無断で加害者側に渡す 被害者両親に謝罪

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熊本市教委、中3男子いじめ自殺の報告書を無断で加害者側に渡す 被害者両親に謝罪

 熊本市で平成26年7月、当時中学3年だった男子生徒がいじめを苦に自殺を図った問題で、市教育委員会が、被害者側の了解なしに加害者側の保護者にいじめ問題の調査報告書を渡していたことが14日、分かった。市教委は「配慮が足りず申し訳なかった」と、被害者側の両親に謝罪した。

個人情報も伏せないまま…

 市教委によると、14年10月に自殺未遂の事実を報道機関に公表した後、加害生徒3人の保護者から「報告書の内容を知りたい」と中学校に要望があった。校長から相談を受けた市教委の判断で、被害者側に無断で、いじめを受けた生徒の個人情報も伏せないまま、加害者側に渡した。

 今年9月に被害者側の保護者から「加害者に報告書が渡っているではないか」と指摘があり、渡したことを認めると「納得できない」と抗議された。

 市教委総合支援課の橋爪富二雄課長は、報告書を渡したこと自体は問題がなかったとした上で「生徒の部活動の情報や、体の特徴をさげすむいじめの文言などは隠すべきだった。配慮が足りなかった」と話している。

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