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【JR福知山線脱線事故】「人命を預かる企業としての…」現場近くに碑建立し「反省の言葉」明記 JR西、負傷者らに説明 「追悼の空間」開設も

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【JR福知山線脱線事故】
「人命を預かる企業としての…」現場近くに碑建立し「反省の言葉」明記 JR西、負傷者らに説明 「追悼の空間」開設も

JR福知山線脱線事故負傷者対象の説明会が終わり、記者の問いかけに答える玉置富美子さん(中央)=12日午前、兵庫県伊丹市(山田哲司撮影) JR福知山線脱線事故負傷者対象の説明会が終わり、記者の問いかけに答える玉置富美子さん(中央)=12日午前、兵庫県伊丹市(山田哲司撮影)

 兵庫県尼崎市で平成17年4月、乗客106人が死亡したJR福知山線脱線事故で、JR西日本は12日午前、同県伊丹市内のホテルで負傷者を対象とした説明会を開き、事故現場周辺に「人命を預かる企業としての責任を果たしていなかった」と反省の言葉を明記した碑を建立する方針を提示した。また、近くに建てる管理棟には「追悼の空間」を設けることも説明。午後からは遺族への説明会を行い、13日にも同様の説明会を実施する。

 説明会は非公開で、JR西からは来島達夫社長ら幹部7人が出席。負傷者やその家族ら約90人が参加した。

 JR西は事前に配布した資料に基づき、今年1月に始まった現場周辺の保存工事の進(しん)捗(ちょく)状況や整備案を説明。慰霊碑の傍らに設ける碑文に「多くの方々に癒えることのない悲しみと苦しみをもたらした」との謝罪とともに反省の言葉を明記し、再発防止を誓うとした。

 併せて犠牲者の氏名を刻んだ名碑を建立。記載については遺族の意向を尊重し、「刻む」「名碑の内部に納める石版に刻む」「刻まない」から選べるようにする。意向は今年度中に確認したいとしている。

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