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春日大社・式年造替 6大寺の僧侶がそろって神前読経 奈良らしい神仏習合

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春日大社・式年造替 6大寺の僧侶がそろって神前読経 奈良らしい神仏習合

神前読経を行う6大寺の僧侶たち=奈良市 神前読経を行う6大寺の僧侶たち=奈良市

 春日大社(奈良市)の20年に1度の「式年造替(しきねんぞうたい)」で修理が終わった本殿にご神体が戻った「正遷宮(しょうせんぐう)」を祝う「奉祝祭」が10日、行われた。東大寺や法隆寺など6大寺の僧侶による神前読経があり、古来の奈良らしい神仏習合をうかがわせた。

 奈良は都が京都に移った後も神仏の聖地として栄え、藤原氏の氏神、氏寺である春日大社、興福寺は一体となって歩んだ。大社では現在も毎年1月2日に興福寺貫首が神前読経しており、今回は正遷宮を祝い、懇親組織「南都隣山会」をつくる6大寺(東大寺、興福寺、西大寺、唐招提寺、薬師寺、法隆寺)がそろって読経することになった。

 この日は本殿に神饌(しんせん)が供えられ、祝詞(のりと)が奏上された後、僧侶たちが中門で「般若心経」を唱えた。この後、林檎(りんご)の庭で巫女(みこ)によって古くから継承されてきた社伝神楽が奉納され、優雅な雰囲気が漂った。

 11日は正午から「高野山声明(しょうみょう)」が奉納されるほか、神社では珍しい、散華(さんげ)=蓮の花びらをかたどった紙=の授与も始まる。3枚一組千円。授与所で限定千組を用意している。

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