PR

産経WEST 産経WEST

【世界を読む】中国の野望を止められるか、南シナ海問題で米が異例対応「衛星写真」「偵察データ」…機密情報を大公開

Messenger

 中国が軍事衝突も辞さない強行姿勢で進める南シナ海での海洋進出をめぐり、米政府が機密情報を世界に公開し、軍事関係者の注目を集めている。南シナ海で岩礁を埋め立てて軍事拠点化を図る中国の動きを抑えようとする米政府は、内部で保持していた分析情報をあえて公表することで、国際世論戦を喚起する狙いもありそうだ。

極めて異例の情報開示

 米国防総省は議会に提出した2016年版の年次報告で、中国が埋め立てを進める島の衛星写真や地図を掲載した。衛星写真は埋め立てや造成工事の進み具体が分かるよう2枚の写真を公開しており、地図の中には本部施設や発電設備、滑走路、灯台などが細かく明示されている。

 この情報公開について、元自衛隊幹部は「ここまで情報を公に明らかにすることに驚いた」と指摘する。通常、衛星写真や偵察機で撮影したデータは機密情報とされるため、公開されることは珍しい。

 また、どこまで情報を把握しているかを公表することは、情報収集能力を暴露することにもなり、仮想敵国に弱点を明らかにすることになるからだ。

圧倒的な情報能力を見せつける

 情報収集能力は、戦況を大きく左右する要因となる現代の安全保障において、米政府・軍側の情報開示は大胆な策ともいえる。

「今の中国を止める手が見つからない」と日本政府高官

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ