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間伐材で産卵床、土砂流入防止…漁業従事者が森づくり 洲本市

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間伐材で産卵床、土砂流入防止…漁業従事者が森づくり 洲本市

雨の降る中で苗木を植える児童ら=8日、洲本市由良町由良 雨の降る中で苗木を植える児童ら=8日、洲本市由良町由良

 淡路島内の漁業協同組合でつくる一般社団法人「淡路水交会」は8日、魚介類が育つ豊かな海づくりを目指して洲本市由良町由良でウバメガシとヤマモモの苗木を植える「漁業者による森づくり活動」を行った。あいにくの雨の中、漁協関係者や地元の小学生など約160人が植樹した。

 淡路水交会の呼びかけで、淡路島内の各漁協はウバメガシなどの間伐材を束ねて海に沈め、アオリイカの産卵床造成を行っている。また木を植えることで土砂の海への流入を防ぎ、鉄分やリンなどの森の栄養分を海に流して魚介類の育つ「豊かな海」をつくろうと、平成21年から島内で植樹活動を行っている。

 8年目となる今回は島内各漁協の関係者ら約140人と洲本市立第一小学校3年の児童23人が参加し、同会の東根壽(ひさし)会長が「長く続いてきているが、これからも漁業者として森の栄養塩を大事にしていきたい」とあいさつ。同市由良町由良の市所有地約600平方メートルにウバメガシとヤマモモの苗木を300本ずつ、計600本を植えた。

 参加者はくぼ地に高さ約50センチの苗木を1本ずつ植え、添え木にヒモで固定して土をかぶせていった。

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