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工藤会系幹部射殺、組長に無期懲役判決 福岡地裁「意に沿わぬ人物、排除する目的」

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工藤会系幹部射殺、組長に無期懲役判決 福岡地裁「意に沿わぬ人物、排除する目的」

 特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)系組幹部の射殺事件で、殺人罪などに問われた同じ組の組長、木村博被告(63)に、福岡地裁は31日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。共犯の組幹部、渡部公章被告(43)は懲役15年(求刑懲役18年)とした。

 松藤和博裁判長は判決理由で「木村被告が複数の組員に殺害を命じた。組織的で計画性が高い犯行だ」と指摘。「動機の詳細は明らかではないが、自分たちの意に沿わない人物を排除する目的があったことに間違いはなく、身勝手で厳しい非難に値する」と述べた。

 被告側はいずれも犯行への関与を否定していたが、判決は共犯者らの供述から、木村被告が主導し、渡部被告についても犯行直前に被害者の居場所を捜すなどの役割を担ったと認定した。

 判決によると、木村被告らは平成20年9月、ほかの組幹部らと共謀し、福岡県中間市で安高毅幹部=当時(66)=の胸などを拳銃で撃ち、殺害した。

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