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夫を硫化水素中毒にした女に懲役6年 殺人未遂罪 神戸地裁

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夫を硫化水素中毒にした女に懲役6年 殺人未遂罪 神戸地裁

 神戸市長田区で昨年12月、硫化水素中毒による自殺を装い夫(33)を殺害しようとしたとして、殺人未遂罪に問われた無職の吉田斐香被告(33)の裁判員裁判で、神戸地裁は27日、「命を軽視した自己中心的犯行」として懲役6年(求刑懲役8年)の判決を言い渡した。

 佐茂剛裁判長は判決理由で、当時は家庭内別居状態だったが、離婚や別居しても自立できる経済力がなく、「夫が死ねば生活を守れる」と考え、殺意を抱いたと指摘。約4カ月前から準備を始めたことや、自殺を装うことを事前に計画したと認定した。

 吉田被告は公判で、殺害しようとしたと認める一方、自殺の偽装は否定していた。

 判決によると、昨年12月13日未明、自宅で夫の入浴中、浴室隣の脱衣所で、入浴剤とトイレ用洗剤をバケツに入れて硫化水素ガスを発生させ、殺害しようとした。夫は、硫化水素中毒で約20日間の重症になった。

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