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【衝撃事件の核心】「溺れる顔見て楽しみたい」〝悪ノリ〟逸脱少年グループの所業 釣り人連続突き落とし、スマホで動画撮影

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【衝撃事件の核心】
「溺れる顔見て楽しみたい」〝悪ノリ〟逸脱少年グループの所業 釣り人連続突き落とし、スマホで動画撮影

釣り人が相次いで海に突き落とされる事件があり、中学生の少年グループ3人が傷害と暴行の非行内容で大阪家裁に送致された。リーダー格の少年は大阪府警の事情聴取に対し「溺れる顔を見て楽しもうと思った」と話したという 釣り人が相次いで海に突き落とされる事件があり、中学生の少年グループ3人が傷害と暴行の非行内容で大阪家裁に送致された。リーダー格の少年は大阪府警の事情聴取に対し「溺れる顔を見て楽しもうと思った」と話したという

別人の名前挙げ吹聴

 一歩間違えれば、取り返しのつかない事態となった今回の事件。卑劣な犯行に及んだ少年グループはどんな生徒たちだったのか。

 関係者らによると、グループは岸和田市内の公立中学校に通っていたが、特にリーダー格の少年は素行の悪さで知られていた。

 「自分より弱い人間を従わせるやつ」。同級生の一人は、リーダー格の少年についてこう語った。

 この同級生によると、少年は日ごろから年下の仲間らと付き合うことが多かった。そうした中で、「自分より上の存在には歯向かうようなことはしないが、下の立場の人間には大きな顔をしていた」とし、「不良グループの中でも上の不良にはあまり好かれていなかった」と明かした。

 また、リーダー格の少年を知る地元の中高生らは事件後、少年が「あいつがやった」などと別人の名前を挙げて周囲に吹聴する姿を目にしていた。

 一方、リーダー格以外の3人に関しては「(リーダー格の少年に)従わされていただけ」とかばう向きもある。とはいえ、同情の声が多いわけでもない。

自宅には「走り屋」ステッカー

 リーダー格の少年の自宅マンションを訪れた。

 玄関ドアやポストに張られていたのは、公道を猛スピードで暴走する「走り屋」を連想させるデザインのステッカー。少年の親族とみられる女性は玄関先で、「もういいので…」とだけ言い、ドアを閉めてしまった。

 大阪家裁堺支部は、児相から送致された3人の観護措置を決定。10月25日、リーダー格の少年について「人の生命や身体に重大な結果を生じさせかねない危険な行為。被害者に与える苦痛や指示された少年らの葛藤に思いをいたすことなく、危険な行為の実行を求めた」として児童自立支援施設送致の保護処分、残る2人を「反省の態度を示しており、施設収容の必要までは認められない」として児童相談所送致とした。

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