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【衝撃事件の核心】「溺れる顔見て楽しみたい」〝悪ノリ〟逸脱少年グループの所業 釣り人連続突き落とし、スマホで動画撮影

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【衝撃事件の核心】
「溺れる顔見て楽しみたい」〝悪ノリ〟逸脱少年グループの所業 釣り人連続突き落とし、スマホで動画撮影

釣り人が相次いで海に突き落とされる事件があり、中学生の少年グループ3人が傷害と暴行の非行内容で大阪家裁に送致された。リーダー格の少年は大阪府警の事情聴取に対し「溺れる顔を見て楽しもうと思った」と話したという 釣り人が相次いで海に突き落とされる事件があり、中学生の少年グループ3人が傷害と暴行の非行内容で大阪家裁に送致された。リーダー格の少年は大阪府警の事情聴取に対し「溺れる顔を見て楽しもうと思った」と話したという

 男子生徒は、この日午前5時半ごろから友人と釣りをしていた。間もなく、面識のない少年グループの一人から「(えさの)アミエビ(アキアミ)余ったからあげる」と持ちかけられた。素直に善意と感じた生徒はえさをもらうと、そのまま糸を垂らし続けた。

 そして、まさに魚を釣り上げた瞬間だった。突然近づいて来た少年グループの1人に右肩を押され、1メートルほど下の海へ転落したのだ。生徒はずぶ濡れのままはい上がったが、グループは逃げていってしまった。

 この日は3連休の最終日。釣りを楽しんでいた被害者2人は、思いがけず命の危険にさらされた。決して「いたずら」では済まされない事件。府警は殺人未遂容疑も視野に捜査を始めた。

「後で楽しむため」撮影

 付近の防犯カメラ映像などから間もなく割り出された少年グループは、岸和田市内の同じ中学校に通う2年生3人と1年生1人の4人組。リーダー格の少年は府警の事情聴取に対し、「人が海に落ちる瞬間やびっくりする顔、溺れる顔を見て楽しもうと思った」と、驚くような動機を明かした。

 4人のうち3人は、突き落としの様子をスマートフォンなどで動画撮影していた。理由は「後で楽しむため」。ところが、事件が報道されて事態の深刻さに気付き、当日夜には「警察に捕まるとまずいと思って消した」という。

 グループの犯行が短絡的なのは明らかだが、実は一定の計画性もあった。

 「海に人を突き落とそうや」

 府警によると、リーダー格の少年は事件2日前の同月17日夜、自宅マンションを訪れた1年生と2年生の3人で集まり、こんな会話を交わしていた。もう1人の2年生はこの“謀議”に加わっていなかったものの、直後に「釣りに行こう」と3人に偶然声をかけ、4人で一緒に現場へ行くことになったという。

「やせていれば自力で海から上がれる」と、最も細身の生徒が標的に

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