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【鳥取地震】宿泊キャンセル8千人超 鳥取地震、懸念される風評被害の広がり

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【鳥取地震】
宿泊キャンセル8千人超 鳥取地震、懸念される風評被害の広がり

人通りがなく閑散とする三朝温泉の中心街=24日、鳥取県三朝町 人通りがなく閑散とする三朝温泉の中心街=24日、鳥取県三朝町

 鳥取県中部で震度6弱を観測した21日以降、県内の観光客が激減している。県によると、24日までの4日間で少なくとも8357人分の宿泊がキャンセル。被害のない県西部や東部の観光スポットでも来場者が半減し、関係者は風評被害の広がりを懸念している。

 世界有数のラジウムの含有量を誇る三朝町の三朝温泉。同温泉旅館協同組合によると、例年は秋の観光シーズンで、加盟する25旅館はほぼ満室になる。だが、25日までに計約4500人分の予約が取り消され、利用者が4割程度に落ち込む旅館も。広田発事務局長(62)は「設備に問題はない。お客さんに戻ってきてほしい」と話す。

 「ゲゲゲの鬼太郎」などの妖怪像が並ぶ県西部の「水木しげるロード」(境港市)も、22~24日の来場者数が昨年同期の約2万5500人から1万3100人に。県東部の鳥取砂丘(鳥取市)近くにある「砂の美術館」でも、22~25日の来館者が昨年の半分以下の約4千人となった。

 「県全体に風評被害が広がっている」。焦った平井伸治知事は25日、地元のPR費用など9千万円を盛り込んだ補正予算を専決処分。同日の県災害対策本部会議で「『鳥取県中部地震』など地域を限定した名前にしてほしい」と気象庁関係者に打診する場面もあった。

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