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“英語力ゼロ”から米ミュージカルの舞台へ 夢のブロードウェー女優に一歩近づいた西岡舞さん

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“英語力ゼロ”から米ミュージカルの舞台へ 夢のブロードウェー女優に一歩近づいた西岡舞さん

米ニューヨークでミュージカル女優を目指している西岡舞さん(七野李冴撮影) 米ニューヨークでミュージカル女優を目指している西岡舞さん(七野李冴撮影)

 今年9月、米ニューヨーク近郊の劇場で、ミュージカルを生き生きと演じる日本人の姿があった。高知県出身の西岡舞さん(26)。ブロードウェーの舞台女優を目指して2年前に渡米し、歌や芝居のレッスンを重ね、中規模の劇場の公演でついにチャンスをつかんだ。しかし、実は渡米前まで英語をほとんど話せなかったという。「いつか大舞台でスポットライトを浴びたい」と挑戦を続ける西岡さんに、米国のショービジネスの世界で経験した成長への道のりを聞いた。

 西岡さんが出演したのは、ニュージャージー州ウエスト・ウィンザー・タウンシップにある劇場「ケルシーシアター」で上演されたミュージカルの名作「ミス・サイゴン」。観客が見つめる中、西岡さんの高らかなソプラノが劇場に響き渡った。演じた役は、主要キャストの1人「ジジ」。優しく、強く、どこかはかない女性像を、コミカルな演技も織り交ぜながら見事に表現し、喝采を浴びた。

 ミュージカルの世界では、ニューヨークの目抜き通り「ブロードウェー」周辺の有名劇場、いわゆる「ブロードウェー・シアター」の公演が最高峰であり、世界中から“俳優の卵”たちがニューヨークに集まって修業を積んでいる。西岡さんもそんな一人だ。

人生を変えた「劇団四季」

 高知県内陸部の土佐山田町(現香美市)に生まれた西岡さんは、幼少期は自然が大好きで「川遊びをし、校庭を裸足で走り回った」という。高校は理系コースで学び、「医師になりたい」と考えていた。

「わたし、これになる」と両親を説得、女優の道へ

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