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大阪大のオートファジー研究拠点承認…医療応用加速へ、ノーベル賞の大隅教授の弟子がトップに

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大阪大のオートファジー研究拠点承認…医療応用加速へ、ノーベル賞の大隅教授の弟子がトップに

 研究プロジェクトの一環として昨年4月に大阪大医学部(大阪府吹田市)内に設けられていたオートファジー(自食作用)の研究拠点が、正式な医学部付属施設として学内会議で承認されたことが25日、分かった。オートファジー研究でノーベル医学生理学賞が決まった大隅良典東京工業大栄誉教授の弟子、吉森保教授がトップに就任した。

 細胞が自らのタンパク質などを分解して再利用する仕組みは、パーキンソン病やがんなど多くの病気にも関わると注目される。消化器内科や循環器内科などの医師と吉森教授ら基礎研究者が情報交換し、顕微鏡や培養細胞を使った実験も実施。基礎と医療応用の世界初の共同研究拠点「オートファジーセンター」として活動を加速させる。

 吉森教授らは今年9月、高脂肪食の摂取でオートファジーの抑制物質が増え脂肪肝が悪化することを解明したと発表。事実上、センター初の成果となった。患者の治療の傍ら、研究で中心的役割を担った消化器内科の田中聡司医師は「オートファジーをよく知る人が近くにいて、協力を仰ぎやすかった」と話す。

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