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岡山射殺事件で裁判員除外 暴力団対立「危害の恐れ」で職務遂行困難と判断 岡山地裁

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岡山射殺事件で裁判員除外 暴力団対立「危害の恐れ」で職務遂行困難と判断 岡山地裁

 岡山市で5月に指定暴力団神戸山口組系池田組の幹部が射殺された事件で、岡山地裁は30日、殺人罪などで起訴された指定暴力団山口組弘道会系組員の山本英之被告(32)=愛知県半田市=の公判を裁判員裁判から除外する決定をしたと明らかにした。28日付。弁護側、検察側双方が除外するよう請求していた。

 江見健一裁判長は決定理由で、事件が暴力団の対立抗争の一環で、報復の対象になると指摘。「裁判員の生命に危害が加えられたり、生活の平穏が著しく侵害されたりする恐れは高い。裁判員の職務遂行や選任は困難」と判断した。

 起訴状によると、山本被告は5月31日午前9時50分ごろ、岡山市南区のマンション1階の駐車場や通路で、池田組の高木忠幹部=当時(55)=に拳銃4発を発射。うち3発を左胸などに命中させて殺害したとしている。

 最高裁によると、裁判員裁判から除外決定されたケースは、8月末時点で福岡地裁と同地裁小倉支部の計7件。

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