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伊方原発対岸の大分住民、運転差し止め求め提訴 3号機、8月に再稼働

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伊方原発対岸の大分住民、運転差し止め求め提訴 3号機、8月に再稼働

 四国電力伊方原発2、3号機(愛媛県伊方町)は南海トラフの巨大地震の震源域上に位置し、安全性が確保されていないとして、対岸の大分県の住民264人が28日、運転差し止めを求めて大分地裁に提訴した。

 伊方原発3号機は昨年7月に原子力規制委員会の審査に合格。今年8月に再稼働し、9月7日に営業運転に入った。2号機は定期検査中。運転差し止めを求める訴訟は松山、広島両地裁にも起こされている。

 四国電力は「訴状を見ていないためコメントを差し控えたい。今後内容を確認し、安全性について丁寧に主張、立証していく」としている。

 訴状で住民側は、伊方原発は南海トラフに加え、中央構造線断層帯などの活断層も近くにあり、地震で猛烈な揺れに襲われる恐れがあると指摘。「国の新規制基準による審査では、耐震設計の目安とされる地震の揺れ(基準地震動)が過小評価されており、審査を通過しても安全性が保障されたとは言えない」と主張している。さらに、津波被害の予測にも懸念を示した。

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