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奈良の男女3人がはしか ホテル会合で感染か
奈良県は21日、県内の40代の男性と30代の男女の計3人がはしかに感染したと発表した。3人とも発疹や発熱などの症状は出たが、快方に向かっている。
県保健予防課などによると、3人は2日に奈良ロイヤルホテル(奈良市)で開かれた会合に出席。発症前だった県外のはしか患者が同席しており、そこで感染した可能性が高い。
この県外の患者の感染源は把握していない。遺伝子検査の結果、関西空港の集団感染とはウイルスの型が異なっていた。
ホテルの従業員や感染者家族らの健康観察を続けているが、21日現在、ほかに発症者は出ていない。