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世界遺産「軍艦島」108億円かけ整備 波や風雨で劣化…崩壊の恐れ 上陸料の値上げも検討

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世界遺産「軍艦島」108億円かけ整備 波や風雨で劣化…崩壊の恐れ 上陸料の値上げも検討

世界文化遺産の端島炭坑(通称・軍艦島)=平成27(2015)年4月、長崎市 世界文化遺産の端島炭坑(通称・軍艦島)=平成27(2015)年4月、長崎市

 長崎市は13日、老朽化が進む世界文化遺産の端島炭坑(通称・軍艦島)を、約108億円をかけて整備する方針を明らかにした。平成30(2018)年度から30年間で段階的に進める。国や県に財政支援を求め、現在300円の上陸料の値上げも検討する。市議会に報告した。

 端島は、昨年世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」(福岡など8県)の構成資産の一つ。一部の建物は波や風雨にさらされたことで劣化し、崩壊の恐れがある。市が策定する整備計画を基に、政府は来年12月までに国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会の事務局に保全計画を報告する。

 市の計画では、明治時代から残る護岸や炭坑関連施設を優先的に整備する。他に鉱員住宅などを補修するためには、約108億円とは別に約120億~670億円が必要になると試算している。

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