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【パラリンピック】「夫婦でメダル」ならず、2度目の大会はほろ苦く 妻が銅の柔道の広瀬悠

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【パラリンピック】
「夫婦でメダル」ならず、2度目の大会はほろ苦く 妻が銅の柔道の広瀬悠

女子57キロ級で銅メダルを獲得した妻の順子選手(右)と写真に納まる広瀬悠選手=リオデジャネイロ(共同) 女子57キロ級で銅メダルを獲得した妻の順子選手(右)と写真に納まる広瀬悠選手=リオデジャネイロ(共同)

 妻の奮闘に燃えたが、悔しい結果に終わった。柔道女子57キロ級の広瀬順子選手は9日に見事に銅メダルを獲得。「夫婦でメダルを取りたい」と2人の夢を追った男子90キロ級の悠選手だったが、いいところなく敗退した。

「広瀬君のレベルなら出られるよ」

 小学2年で柔道を始めた悠選手は愛媛・宇和島東高校時代に全国高校総体に出場するまで成長。だが緑内障が発症してドクターストップがかかり、卒業と同時に競技から離れた。

 転機となったのは特別支援学校時代の教諭でシドニー・パラリンピック陸上男子400メートルリレー2位の矢野繁樹さんとの出会いだ。「広瀬君のレベルだったらパラリンピックに出られるよ」と言われ、親も「応援に行きたい」と希望。再び畳に上がると、2008年北京大会代表に選ばれた。

日常を変えたのは伴侶の存在

 だが当初は「ほとんど趣味でやっていた」という。12年ロンドン大会に出られなくても悔しさはなかった。「練習嫌いで、試合は好き」と自らを追い込むことのなかった日常を変えたのは、伴侶の存在だった。

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