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【関西の議論】「ひこにゃん」泥沼訴訟が“電撃和解” PR戦略で「くまモン」に遅れ…10歳、新ポーズ・動画もOK巻き返しなるか

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【関西の議論】
「ひこにゃん」泥沼訴訟が“電撃和解” PR戦略で「くまモン」に遅れ…10歳、新ポーズ・動画もOK巻き返しなるか

ゆるキャラで人気を二分する「くまモン」(前)と「ひこにゃん」だが、グッズ販売などPR面では対照的な道を歩んだ=今年6月、熊本市 ゆるキャラで人気を二分する「くまモン」(前)と「ひこにゃん」だが、グッズ販売などPR面では対照的な道を歩んだ=今年6月、熊本市

 滋賀県彦根市の人気キャラクターで、ゆるキャラブームの火付け役となった「ひこにゃん」。届く年賀状は国内外から毎年1万通以上、今年4月に迎えた10歳の誕生日では延べ約2100人が祝福に駆けつけ、愛くるしい姿で今も絶大な人気を誇る。そのひこにゃんだが、実は誕生以来、観光客に愛きょうを振りまく裏で大きなトラブルを抱えていた。原作者と著作権を持つ市との間で使用方法をめぐる泥沼の訴訟合戦が続いていたのだ。

 これが関連グッズ販売などに影響していたが、今年7月、市と原作者が歩み寄って覚書を締結し、約10年越しに懸案が解決。イラストのバリエーションを増やし動画も制作できることになった。後発の熊本県の「くまモン」が使用法の制限をゆるやかにしたことで大きな効果を生んでいるのとは対照的な展開だが、今後は“元祖ゆるキャラ”として新たな飛躍を狙う。(桑波田仰太)

新ポーズ登場へ

 7月25日、同市と、ひこにゃんの原作者でキャラクター作家のもへろんさんとの間で、「ひこにゃんの著作物に関する覚書」が非公開でひっそりと交わされた。「ひこにゃんのさらなる活用を企画する」「市と原作者との信頼関係にもとづいて地域振興を図る」-。冒頭にはこんな言葉が記された。

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