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【ニュースの断面】関空の長距離便不振深刻 テロ影響、ビジネス客誘致進まず

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【ニュースの断面】
関空の長距離便不振深刻 テロ影響、ビジネス客誘致進まず

盆休みの出国ラッシュで混雑する関西空港。ビジネス客の利用増が長距離国際便確保のカギだ=8月10日午前 盆休みの出国ラッシュで混雑する関西空港。ビジネス客の利用増が長距離国際便確保のカギだ=8月10日午前

 格安航空会社(LCC)の誘致に成功し、アジアを中心に新規就航が相次ぐ関西国際空港。一方、その裏では欧米向けなどの長距離便が深刻な危機に陥っている。

 米デルタ航空は8月、成田空港経由の関空-ニューヨーク線を秋に廃止すると発表した。羽田空港の発着枠拡大に伴う成田-ニューヨーク線廃止を受けた処置だが、3月就航の米東海岸路線がわずか半年で撤退となった。また、トルコで多発するテロの影響でイスタンブール線の搭乗率が低迷し、路線維持が正念場を迎える。欧州方面もテロの影響が出ており、長距離線は軒並み不振が続く。

ロンドン線復活できるか

 そんな中、関係者の期待を集めるのが日本航空が検討するロンドン線の復活だ。しかし、日航の西日本支配人を務める中野星子執行役員は「まずは昨年春に就航した米ロサンゼルス線の成功に集中したい」と話す。

 ロサンゼルス線は、昨年こそ各種キャンペーンの影響で好調だったものの、今年に入って勢いが落ちている。特に収益を左右するビジネスクラスの販売が苦戦しているという。

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