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彦根球場、照明利用23年間でわずか4回… 多額税金投入も 地元との協議取り決めが背景に

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彦根球場、照明利用23年間でわずか4回… 多額税金投入も 地元との協議取り決めが背景に

照明がほとんど使われいない県立彦根球場 照明がほとんど使われいない県立彦根球場

 滋賀県立彦根球場(同県彦根市)で平成5年に設置された照明設備が、この23年間に、わずか4日間しか使われていないことが5日、県への取材などで分かった。試合開始前から照明を利用するナイターの場合、県が、地元住民と行うと取り決めた「事前協議」の場を、十分設けてこなかったことが大きな理由。多額の税金を投入した設備がほとんど生かされない状況に、県内からは疑問の声も出ている。住民と協議なし

 同球場は昭和14年にオープンし、全国高校野球選手権滋賀大会の開会式や決勝戦が行われるなど、県内の中心的な球場。平成5年には、プロ野球公式戦も開催できるよう、照明設備の新設のほかグラウンドの拡張などリニューアルされ、一連の改修費は約28億円に上った。

 ただ、県によると、20~30メートル先に住宅街があるため、地元自治会が改修前から、照明による夜間の光害や騒音への懸念を示していたという。県と自治会の話し合いの場に、彦根市が仲介する事態にまで発展し、市と自治会の間で「試合開始から照明を点灯する場合は、(県が)事前に協議する」とする覚書を締結。ナイター利用の予定がある場合、双方で協議することで落ち着いた。

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