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「ひこにゃん」使用法で一時訴訟合戦、彦根市と原作者が和解 誕生10年〝呪縛〟解けた!

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「ひこにゃん」使用法で一時訴訟合戦、彦根市と原作者が和解 誕生10年〝呪縛〟解けた!

ゆるキャラで人気を二分する「くまモン」(前)と「ひこにゃん」だが、グッズ販売などPR面では対照的な道を歩んだ=今年6月、熊本市 ゆるキャラで人気を二分する「くまモン」(前)と「ひこにゃん」だが、グッズ販売などPR面では対照的な道を歩んだ=今年6月、熊本市

 滋賀県彦根市の人気マスコット「ひこにゃん」の使用法をめぐり、一時訴訟合戦を繰り広げた市と原作者がこのほど「覚書」を交わし、新たなイラストや動画が登場する見通しとなった。10年前の誕生以来、ひこにゃんに残されていた最後の“呪縛”が解けたことになり、関連グッズ販売などの売り上げ増を目指す。

 著作権をもつ市と、原作者でキャラクター作家の「もへろん」さんは今年7月25日、「ひこにゃんの著作物に関する覚書」を締結。これまでイラストで使用できたひこにゃんのポーズは市が著作権を買い取った「お座り」「跳びはね」「剣」の3つに限られていたが、市が原作者に依頼すれば、別のポーズやアニメの制作が可能になった。

 平成18年に誕生したひこにゃんをめぐっては、もへろんさん側が3ポーズ以外の商品も出回っているとして19年、市に使用中止を求めて民事調停を申し立て。今度は市が、もへろんさんが類似キャラのグッズを考案したとして23年に提訴した。

 両者は和解したものの、3ポーズ以外をつくることは事実上不可能な状態が続き、グッズ販売などに足かせとなっていた。

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