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【関西の議論】中韓〝爆〟インバウンド争奪戦の明暗 「リモコンをハングル表示」ジャンカラ成功、住之江競艇は苦戦

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【関西の議論】
中韓〝爆〟インバウンド争奪戦の明暗 「リモコンをハングル表示」ジャンカラ成功、住之江競艇は苦戦

韓国人観光客らに人気の「とんぼりリバークルーズ」。乗客は自撮り棒を使うなどして記念撮影を楽しんでいた=8月18日午後7時すぎ、大阪市中央区 韓国人観光客らに人気の「とんぼりリバークルーズ」。乗客は自撮り棒を使うなどして記念撮影を楽しんでいた=8月18日午後7時すぎ、大阪市中央区

 当初は集客に苦戦し、1日の乗客が50人以下ということも珍しくなかった。しかし、外国人観光客の増加と歩調を合わせるように激増。年間乗客数は23年度が約7500人だったが、翌年度以降は約3万3千人、約8万人と増え続け、昨年は4~12月の9カ月間だけで約16万8千人を記録した。乗客の大半は外国人という。

 同社営業部の鈴木麻希係長(41)は「グリコの看板など大阪らしい景観が受けているようですが、正直なところ、それほど見所のない川で船に乗るという単純な観光。外国人客が増えるにつれて押し出されるように日本人客は減っている。それでもインバウンドはありがたいし、ぜひ取り込みたい」と力を込める。

〝外国人専用〟パス効果

 インバウンドの集客に大きな成果を挙げているのが、大阪観光局が発行する「大阪周遊パス」だ。

 大阪市内で電車やバスが乗り放題になるため外国人客に好評で、パスを提示すれば同クルーズや大阪城天守閣、通天閣などの利用や入場が無料となる。

 観光局によると、パスは13年、同市此花区のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の開業に合わせて発行を開始。USJ以外の観光施設にも足を運んでもらうことを狙い、当初はパスポートを見せて購入する外国人専用のチケットだった。

 26年から日本人も買えるようになったものの、購入者の85%が外国人といい、国別では韓国に続いて台湾、中国が多い。海外で大阪を紹介するCMを放送したり、旅行業者への売り込みを強化したりした結果、年間の販売枚数は24年度が約20万枚だったが、昨年度は約91万枚まで増えた。

韓国にもカラオケはあるが、著作権の整備が遅れ気軽に歌える場所少なく

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