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【竹島を考える】国会議員も学生も…韓国で「独島巡礼」大盛況、歴史直視せずパフォーマンスの舞台に 下條正男・拓殖大教授

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【竹島を考える】
国会議員も学生も…韓国で「独島巡礼」大盛況、歴史直視せずパフォーマンスの舞台に 下條正男・拓殖大教授

8月15日、竹島に上陸して万歳する韓国の国会議員ら。竹島は韓国側の政治的パフォーマンスの場となっている(AP) 8月15日、竹島に上陸して万歳する韓国の国会議員ら。竹島は韓国側の政治的パフォーマンスの場となっている(AP)

 韓国の超党派の国会議員団が8月15日、竹島に上陸するという“政治ショー”を繰り広げたが、韓国では今年、竹島に渡った人の数が、昨年の20%増になったそうだ。韓国の老若男女が競って訪問しているといえる。小学生から大学生、果ては歴史や地理を教える先生までが、何ら疑問も持たずに「独島(竹島)巡礼」の途についている。韓国の西南部に位置する全羅道では「親孝行ツアー」なるものを企画して、老人たちが巡礼にやってくる。

「独島は韓国領」と訴える留学生育てる

 竹島を管轄している韓国・慶尚北道庁では毎年、地元の大学で学ぶ留学生を対象に、「独島は韓国領」とする弁論大会を実施して、優秀者には竹島訪問の大盤振る舞いをする。今年でその催しも6回目だという。それは留学生たちを「独島は韓国領」とするメッセンジャーとし、帰国後の活動に期待しているのだ。

 また竹島に上陸した人々の動向を記したインターネット上の記事を読むと、大学生たちは竹島に築かれた接岸施設で歌ったり踊ったり、さまざまなパフォーマンスを演じている。竹島が韓国の聖地となった証である。

 だが、そうした人々は、竹島が国際法的にも歴史的にも韓国領であると、証明ができるのだろうか。韓国側では盲目的に「独島は我領土」と唱え、竹島は「512年に韓国領となった」と信じて疑わない。

韓国が根拠とする12世紀の文献を検証すると、主張と逆の結論が…

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