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燃料用ミドリムシの大規模生産実験で協定 ユーグレナと三重県など

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燃料用ミドリムシの大規模生産実験で協定 ユーグレナと三重県など

 藻の一種であるミドリムシから燃料をつくる研究をしているバイオベンチャー企業のユーグレナ(東京)と、電力関連事業の中部プラントサービス(名古屋市)、三重県、三重県多気町は1日、燃料用ミドリムシを大規模、低コストに生産する技術を確立する実証実験プロジェクトで協力する協定を結んだ。

 多気町にミドリムシ培養プールを建設し、10月から実験を始める。プールは中部プラントサービスが同町内で運営するバイオマス発電所の隣に建設し、発電所から出る二酸化炭素(CO2)や熱をミドリムシ培養のために利用する。プールは平成30年には総面積3千平方メートル以上と、燃料用藻の培養プールとしては国内最大級に拡大する予定だ。

 実証実験は31年3月までで、32年には航空機用のバイオ燃料として実用化させる。三重県庁であった協定調印式に出席したユーグレナの出雲充社長は「発電所へのプール併設は、世界的にも珍しい取り組みだ」と説明した。

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