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【サッカー】育てた選手をJリーガーに…G大阪の町中氏、ベトナムで奮闘中

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【サッカー】
育てた選手をJリーガーに…G大阪の町中氏、ベトナムで奮闘中

ベトナムで育成年代の選手たちを指導する町中大輔さん(右から2人目) ベトナムで育成年代の選手たちを指導する町中大輔さん(右から2人目)

 英才教育した精鋭をJリーグに送り込む-。そんな野望を抱くベトナムのサッカークラブで、一人の日本人指導者が奮闘している。G大阪が提携する育成特化型クラブ「PVF」に派遣された町中大輔さん(36)だ。この春、単身で異国の地に渡り「子供を教えるのはどの国に行っても一緒。やりがいがある」と使命感に燃えている。

 町中さんはG大阪ユースから近大を経て、日本フットボールリーグ(JFL)で8季プレー。現役引退後の2011年、古巣の育成組織で指導者に転身した。アジア戦略を進めるG大阪とPVFは今年3月、指導者派遣などを盛り込んだ提携に合意。U-15(15歳以下)監督に抜(ばっ)擢(てき)されたのが町中さんだった。

 PVFは08年、ホーチミンに設立された全寮制のプロサッカー選手養成機関。5面の天然芝グラウンドを持ち、ベトナム全土から発掘された10~18歳の約180人がトレーニングに励んでいる。

 U-15は全国優勝の経験があり、昨夏に遠征したG大阪ジュニアユースは「ボコボコにやられました」と町中さん。ただ、年代別代表こそ輩出しているが、フル代表はゼロ。体格やスピードに優れた選手ばかりを集めるため、次第に伸び悩む傾向がある。戦術理解度もまだ低いのが実情だ。

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