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【衝撃事件の核心】「見たことない素人のわいせつ写真」欲に目がくらんだ元警部補 相次ぐ警察不祥事にみるモラルハザード

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【衝撃事件の核心】
「見たことない素人のわいせつ写真」欲に目がくらんだ元警部補 相次ぐ警察不祥事にみるモラルハザード

検視先から現金、家宅捜索先からはわいせつ写真…。兵庫県警の警察官が起こした異例の事件は警察の信頼を大きく揺るがした。2人は公判で後悔の言葉を口にしたが、犯行当時は偽装・隠蔽工作にも手を染めていた 検視先から現金、家宅捜索先からはわいせつ写真…。兵庫県警の警察官が起こした異例の事件は警察の信頼を大きく揺るがした。2人は公判で後悔の言葉を口にしたが、犯行当時は偽装・隠蔽工作にも手を染めていた

 最終意見陳述では「現職警察官として、このような罪を犯し、被害者や警察組織、信頼してくれた人すべてを裏切り、取り返しのつかないことをしてしまった。本当に申し訳ありません」と言葉を詰まらせた元警部補。8月9日の判決公判で中川卓久裁判官は「治安を守るべき警察官の犯行で、県民の信頼を損なった点で強く非難されなければならない」として懲役10カ月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。

拾得物届け出に「ラッキー」

 2人の公判では、勤勉な仕事ぶりや過去の表彰歴なども明かされた。

 わいせつ写真を盗んだ元警部補が在籍した灘署組織犯罪対策課は、管内に指定暴力団山口組総本部を抱える。公判で、元警部補は「昨年8月末の山口組分裂後、特に多忙となり、深夜まで仕事をすることもあった。4月だけでも、4、5回家に帰らなかった」と話した。

 元補助官も優しく温厚な性格で、30年間、真面目に勤務を続けていたことが指摘された。

 県警をめぐっては、今年7月、拾得物の現金を盗んだとして窃盗罪に問われた元生田署会計課非常勤嘱託員の女(34)に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の有罪判決が言い渡された。

 罪に問われたのは19万円の被害だったが、これまでに150万円以上を盗み、月30万円くらいを洋服や貴金属の購入費に充てていたといい、元非常勤嘱託員は捜査段階で「拾得金の届け出があると、『ラッキー、また盗める』と思った」と供述していた。

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