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沢口靖子さん熱演「校庭に東風吹いて」映画完成、子供の貧困などと向き合う女性教師役

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沢口靖子さん熱演「校庭に東風吹いて」映画完成、子供の貧困などと向き合う女性教師役

「校庭に東風吹いて」のワンシーン(京都映画センター提供) 「校庭に東風吹いて」のワンシーン(京都映画センター提供)

 京都府南山城村などでロケが行われた映画「校庭に東風(こち)吹いて」(金田敬監督)が完成し18日、京都市内で試写会が行われた。心の病や貧困などの問題に正面からぶつかっていく女性教師を女優の沢口靖子さんが熱演している。

 舞台は京都府南部の小学校。女性教師が赴任した小学校3年のクラスには、過度の不安や緊張のために学校では声が出せなくなる「場面緘黙(かんもく)症」の少女や、多額の借金で十分な食事もとれない少年がいた。女性教師は子供たちの苦しみに寄り添い、母親たちとも真剣に向き合う。その情熱に子供たちも親たちも少しずつ心を開いていく。

 南山城村在住の作家、柴垣文子さんが実体験をもとに執筆した同名の小説を映画化した。撮影は4月、同村をはじめ大阪府東大阪市、堺市などで実施された。

 金田監督は「今はなるべく他人に関わらないようにする傾向があるが、この映画を通じて、子供たちが少しでも他人の気持ちを考えることができるようになれば」と話した。

 映画は9月3日から木津川市の「イオンシネマ高の原」で公開されるのをはじめ、10~23日「京都みなみ会館」(京都市南区)、17日「文化パルク城陽ふれあいホール」(城陽市)、10月22日「京都教育文化センター」(京都市左京区)での上映が決まっている。

 地域での上映希望や問い合わせは、京都映画センター(電話075・256・1707)。

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