産経WEST

【山陽道トンネル事故】運行管理者を逮捕へ 過労運転させた疑い

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【山陽道トンネル事故】
運行管理者を逮捕へ 過労運転させた疑い

 広島県東広島市の山陽自動車道のトンネルで3月、渋滞の列にトラックが突っ込み2人が死亡した事故で、運転手、皆見成導被告(33)=公判中=に過労運転をさせたとして、県警が道交法違反(過労運転下命)容疑で勤務先の運送会社ゴーイチマルエキスライン(埼玉県川口市)の運行管理者の男の逮捕状を取ったことが13日、捜査関係者への取材で分かった。近く逮捕する。

 捜査関係者によると、皆見被告は今年1月5日から事故を起こした3月17日までの2カ月余りで3日間しか休みがなく、運行管理者は皆見被告が過労で正常な運転ができない恐れがあると知りながら、運行を指示した疑いがある。

 皆見被告の公判で検察側は「慢性的な寝不足だった」「(運転中に)だるさや睡魔に襲われたが仮眠を取らなかった」と指摘。皆見被告は「休ませてもらえない同僚がいて、自分だけ休みが欲しいと言えなかった」と話していた。

 事故は3月17日に発生。皆見被告は居眠りをして渋滞の列に追突、2人を死亡させ、8人にけがを負わせたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)と道交法違反(過労運転の禁止)の罪に問われている。

「産経WEST」のランキング