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【五輪体操男子】内村の一言に存亡の危機救われたあのお菓子…「ブラックサンダー」復活ブレーク秘話

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【五輪体操男子】
内村の一言に存亡の危機救われたあのお菓子…「ブラックサンダー」復活ブレーク秘話

日本体操界だけでなく、「ブラックサンダー」の危機も救った内村航平=10日、リオ五輪アリーナ(桐山弘太撮影) 日本体操界だけでなく、「ブラックサンダー」の危機も救った内村航平=10日、リオ五輪アリーナ(桐山弘太撮影)

 リオデジャネイロ五輪の男子体操個人総合で44年ぶりの連覇を達成し、団体に続いて2個目の金メダルを獲得した内村航平(27)が「大好き」と公言するお菓子がある。クッキーとビスケットをチョコレートで包んだ「ブラックサンダー」だ。人気薄による販売停止を乗り越え、8年前の内村の発言をきっかけに注文が殺到し、年間の販売数は1億個を突破した。製造元の有楽製菓(本社・東京都小平市)のマーケティング課長、伊藤大介さん(39)は「全社員で内村選手を応援している」と話す。

 平成6年の販売当初はなぜか人気が全く出ず、翌年には全国で販売停止となったブラックサンダー。ところが、内村が少年時代を過ごした九州地区のファンからの要望を受け、販売を再開したという。

 1個30円という低価格は、販売当初から変わらない。「うまくて安いお菓子がある」。大学生の間で口コミで広がる中、さらなる好機が訪れる。

 「好きなお菓子はブラックサンダーです」

 2008(平成20)年の北京五輪の直前、内村があるスポーツ紙の取材に答えた。「内村って誰?」。当時19歳の内村の存在を知る社員はいなかった。

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