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驚異のくびれ セクシーに…大和悠河「ようやく女性になじみつつあるところなんです」
驚異のくびれ、大きな瞳で表情豊かに話す。セクシーでキュートな彼女は、元宝塚歌劇団の宙(そら)組トップスター。平成21年に退団、翌22年から女優活動を始めて7年目となる。「男役の頃から“格好いい”ではなく、“格好かわいい”と言われていた。キュートという点では役と近いのかも」
宝塚歌劇OG版のミュージカル「シカゴ」は26年、宝塚百周年を記念し、世界初の女性だけのキャストで上演された舞台の再演。前回に引き続き、浮気相手を銃殺したロキシーを朝海ひかるとダブルキャストで演じている。「本能で生きている人。今回は、もっと自分をさらけ出そうと思って挑んでいます」
「シカゴ」は間や動きなど細部にわたって“決め事”が多いそう。「でも面白いことに、決め事があればあるほど、自分が色濃く出るんです」。歌舞伎などを見たとき、受け継がれてきた同じ型でも演者によって味や深みが異なると感じたことを思い出したという。
「あとは核になる気持ちだけを持ち、感じたままの自分でいる。舞台に立つ原点に戻してくれる作品です」