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【衝撃事件の核心】男性器増大「性的魅力アップ」のはずが患部壊死の悲惨…コンプレックス弄ぶ美容医療の闇

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【衝撃事件の核心】
男性器増大「性的魅力アップ」のはずが患部壊死の悲惨…コンプレックス弄ぶ美容医療の闇

包茎手術など「美容医療」をめぐってトラブルが絶えない。ある男性は性器増大手術としてフィラーと呼ばれる充填剤を注入、患部が壊死して一部を切除する悲劇に見舞われた 包茎手術など「美容医療」をめぐってトラブルが絶えない。ある男性は性器増大手術としてフィラーと呼ばれる充填剤を注入、患部が壊死して一部を切除する悲劇に見舞われた

 この日は話だけに留めておこうと思っていた田中さんも「半額」の誘惑には勝てなかった。即日手術を受け、クリニックの医師から亀頭の皮下にフィラー10本を打たれた。料金は約50万円だった。

赤黒く変色、強い痛み

 当日は麻酔が効いていたこともあり、痛みはなかった。「少し大きくなったかな」。そんな程度の感覚だったという。しかし、徐々に張り詰めたような圧迫感を感じるようになった。

 何かがおかしい。クリニックを再訪して塗り薬を処方してもらっても回復する気配はない。亀頭は炎症を起こして赤黒く変色していき、強く痛んで眠れない夜もあった。

 不安になってインターネットで調べた。すると、術後に自分と同じような痛みや腫れが出たという事例が次々と目に飛び込んできた。

 「これやんか…」。不安で青ざめた。事前にしっかりリサーチしなかった自分の軽率さが悔やまれた。

 術後1カ月も経たないうちに、亀頭はガサガサしたかさぶたで一面おおわれ、排尿もままならない悲惨な状態になった。

 別の総合病院を受診した結果、「亀頭部難治性皮膚潰瘍」と診断された。原因はフィラーによる血流の低下。除去手術が必要だと言われた。クリニックに強く抗議し、フィラーを取り除いてもらったが、亀頭は所々壊死しており、その部分は切除せざるを得なかった。

 亀頭の表面は一部切除したことで凸凹に変形し、削り取った分サイズも小さくなった。総合病院の医師からは「元通りになることはない」と告げられた。亀頭の皮も薄くなり、尿道の先端部が露出、常に違和感を覚えるという最悪の結果になった。

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