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【竹島を考える】韓国に協力する「竹島の日を考え直す会」とは 「夷をもって夷を制す」戦略は日本でも 下條正男・拓殖大教授

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【竹島を考える】
韓国に協力する「竹島の日を考え直す会」とは 「夷をもって夷を制す」戦略は日本でも 下條正男・拓殖大教授

米カリフォルニア州グランデール市で韓国系団体によって設置された慰安婦像。韓国の「夷をもって夷を制す」戦術は米国で活発だ 米カリフォルニア州グランデール市で韓国系団体によって設置された慰安婦像。韓国の「夷をもって夷を制す」戦術は米国で活発だ

 韓国には、官民を問わず「夷(い)を以って夷を制す」を外交戦略とする傾向がある。それは外国を使って敵対する相手に攻勢をかけ、自己の主張を押し通そうとする戦術である。この「夷を以って夷を制す」は、中国の正史である『後漢書』の「トウ訓伝」が典拠とされるので、中国の伝統的な外交策でもあった。従って、中韓両国との間で外交的懸案が生じた際は、この点に留意する必要がある。中韓では近年、米国在住の同胞や同調する外国人らを巻き込み、竹島問題をはじめ、慰安婦問題や日本海呼称問題(「東海」併記問題)、尖閣問題などで日本批判に執着しているからだ。

日本国内の守りを固めるべし

 この種の日本批判に対し、日本側がいちいち米国などに赴いて異を唱えるのは逆効果である。現地の同調者たちの感情を逆なでし、不快感を増幅させるだけだからだ。

 現に、米国各地に慰安婦少女像が建立され、「公立学校の教科書に『日本海』を表記する際は、韓国側が主張する『東海』を併記する」-とした東海併記法が成立している。これは選挙協力を餌に、本国の市民団体などと結んだ韓国系米国人が連邦議会や市議会の議員らを協力者とした結果である。

 このような時は事実を明確にし、日本国内の守りを固めておくことだ。中韓による「夷を以って夷を制す」的戦術は、日本国内でも行われているからだ。

「良心的日本人」と「極右学者」

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