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シャープ株続落、鴻海買い取り価格「88円」割る 2部降格で取引開始

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シャープ株続落、鴻海買い取り価格「88円」割る 2部降格で取引開始

昨年4月、にこやかに会見したシャープの高橋社長(右)と鴻海の郭台銘会長だったが、同7月末までに出資は完了しなかった 昨年4月、にこやかに会見したシャープの高橋社長(右)と鴻海の郭台銘会長だったが、同7月末までに出資は完了しなかった

 経営再建中のシャープは1日、東証1部から2部に降格し、取引が開始した。業績の先行き懸念から売り注文が優勢となり、続落して始まった。株価は一時前週末比5円(5・4%)安の87円を付け、台湾の鴻海精密工業による1株当たりの株式買い取り価格の88円を下回る場面もあった。

 シャープが前週末29日に発表した平成28年4~6月期連結決算で、液晶パネルや住宅向け太陽光発電の不振で最終損益が赤字となったことが嫌気された。

 6月末に完了する予定だった鴻海による出資手続きは、買収に必要な独占禁止法に関する関係国の審査で残っている中国当局の承認が下りず遅れており、市場関係者は「株価が低迷する一因となっている」とみている。

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