産経WEST

【脳を知る】血圧下がる夏場も多い脳梗塞、立ちくらみには要注意

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【脳を知る】
血圧下がる夏場も多い脳梗塞、立ちくらみには要注意

血圧が低くなる夏場も多い脳梗塞。立ちくらみには要注意 血圧が低くなる夏場も多い脳梗塞。立ちくらみには要注意

 今年も暑い夏になりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。四季に恵まれた日本ですが、真夏のこの蒸し暑さは勘弁していただきたいところです。ところで、血管の病気の起こりやすさは季節によって違うことをご存じでしょうか。

 脳卒中など血管の病気は血圧の異常が原因となります。血圧が高い状態が長期間続けば、血管の内側の膜が傷んできて動脈硬化という状態になり、血管が詰まったり破れやすくなったりするので、脳血管の病気になるリスクが高くなります。

 血圧は多少高くても自覚症状がありませんので実際に測ってみなければわかりません。しかし血圧の値は一定ではないので、測定のたびに一喜一憂せず、1週間以上毎日朝夕に測定し、その平均値がどれくらいかに注意してください。平均値が高ければ降圧剤が必要ですが、異常な血圧の値が1回、出たからといってそのたびに心配する必要はありませんし、慌ててすぐに血圧を下げる必要もありません。

 1年以上継続して血圧を測定したことのある人ならわかると思いますが、夏よりも冬のほうが血圧は高くなっています。寒い冬は体温を保つために体の血管が収縮しており、そのために血圧が上がります。一方、暑い夏は体温を放出するために血管が拡張しているので血圧は下がります。したがって血圧の高くなる冬のほうが脳卒中は多い傾向にありますが、夏場も油断できません。

続きを読む

「産経WEST」のランキング