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【スポーツの現場】過酷な陸上十種競技…右代「リオで魅力伝える」

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【スポーツの現場】
過酷な陸上十種競技…右代「リオで魅力伝える」

 「まだまだ伸びしろはある」

 アシュトン・イートン(米国)が持つ世界記録9045点に対し、右代の日本記録は8308点。得点には大きな開きがあるが、「まだまだ力を出し切れていない種目はあるし、伸びしろはある」と右代は強調する。各種目の自己記録を足せば、得点は8500点を超え、十分に上位も狙える。いかに自己ベストに近い形で得点を積み重ねられるかが鍵を握る。

 選手によって、得意種目と不得意な種目が分かれているのも特徴で、体格に恵まれる右代は投擲(とうてき)種目に強く、投擲3種目はイートンの得点を上回る。一方の中村はロンドン五輪の400メートル障害代表でもあり、走力に自信を持つ。不得意な種目で少しでも得点を稼ぐべく、右代は昨年から炭水化物を減らした食事の改善に取り組み、今季は体脂肪率が3%まで減少。「走っても、ゼーゼーいわなくなった」と話し、手応えも口にしている。

 健闘たたえ合う「連帯感」

 競技の魅力について、選手は異口同音に「連帯感」と口にする。最終種目の1500メートルを走り切ると、全員が抱き合って健闘をたたえ合う。約10秒で勝負を決する100メートルとは違い、2日間にわたって、同じ場所でウオーミングアップをして、同じピッチで競技を続ける。跳躍種目では自然と手拍子が沸き起こり、互いのパフォーマンスにも好影響を与える。中村も「ロンドン五輪での右代さんの姿を見て、自分も十種で五輪に出たいと思った。世界の選手に自分の名前を覚えてもらいたい」と意気込む。

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