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チョウ専門資料館が開館、研究家が22万匹の標本寄贈 中部大

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チョウ専門資料館が開館、研究家が22万匹の標本寄贈 中部大

「中部大学蝶類研究資料館」が開館し、標本について説明する藤岡知夫さん(左)。右は飯吉厚夫さん=30日午前、名古屋市 「中部大学蝶類研究資料館」が開館し、標本について説明する藤岡知夫さん(左)。右は飯吉厚夫さん=30日午前、名古屋市

 中部大は30日、名古屋市中区に「中部大学蝶類研究資料館」を開館した。チョウ研究家で元慶応大教授の藤岡知夫さん(81)が寄贈した約22万匹の標本の一部を展示する。チョウ専門の資料館は全国でも珍しい。

 中部大によると、藤岡さんの標本は、日本産チョウの全種類がそろい、個人コレクションとして日本一の規模。高齢の藤岡さんが新たな管理先を探していたところ、友人の中部大理事長、飯吉厚夫さん(79)が中部大での受け入れを表明した。今後、5年かけて標本を整理し移管を進める。

 開館の記念式典で藤岡さんは「コレクションの3分の1ぐらいは現在日本にいないと思う。自然の記録を残した意味のあるもので、中部大は資料の保存や活用を頑張ってもらいたい」とあいさつした。

 資料館は名古屋キャンパスの学生ラウンジ約80平方メートルを改装して設置。コレクションのうちギフチョウとゴマシジミ、アサマシジミの3種を、岐阜市の博物館から借りたトリバネアゲハなど世界の珍しいチョウとともに展示する。

 8月4~31日まで、無料で一般公開する。

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