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おつかれさま、京都府警のベテラン警察犬「バロン号」引退 ビーフジャーキーで労ねぎらう

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おつかれさま、京都府警のベテラン警察犬「バロン号」引退 ビーフジャーキーで労ねぎらう

引退式で山本哲也刑事部長(左)と“握手”を交わすバロン号=京都府警本部 引退式で山本哲也刑事部長(左)と“握手”を交わすバロン号=京都府警本部

 平成18年から10年間にわたり活躍してきた京都府警の警察犬「バロン号」が引退を迎えた。京都市上京区の府警本部では、引退式を開催。山本哲也刑事部長が刑事部長賞の賞状のほか、大好物のビーフジャーキーを授与し、これまでの活動の労をねぎらっていた。

 バロン号は、12歳のオスのシェパード。18年4月から府警に配置され、これまで行方不明者の捜索や事件の容疑者の足跡の追跡など、995件の出動を経験してきたベテラン警察犬。22年9月には、宇治市で行方不明になった高齢者の男性の捜索に出動し、男性の帽子の臭いをもとに、約140メートル追跡。空き地の斜面の下に転落し倒れていた男性を発見するなどの活躍をしており、これまで6回の受賞歴があった。

 人間の年齢に換算すると77歳くらいとなり、足腰が衰えてきたことなどから、この日、引退を迎えることとなった。今後は警察学校の犬舎で余生を過ごすという。

 引退式では、山本刑事部長が、賞状のほか、大好物のビーフジャーキーを授与。式では行儀良くしていたバロン号だったが、ビーフジャーキーを与えられると勢いよく食いつき、幸せそうな様子でほおばっていた。パートナーの鈴木聡巡査長(35)は、「心からお疲れさまと言いたい。今後は安らかに余生を過ごしてほしい」と語った。

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