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なぜか地下茎が腐食…琵琶湖の「消えたハス」問題で滋賀県などが調査「今後は湖底の土も…」

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なぜか地下茎が腐食…琵琶湖の「消えたハス」問題で滋賀県などが調査「今後は湖底の土も…」

ハスの状態を調べる滋賀県職員ら ハスの状態を調べる滋賀県職員ら

 国内最大級のハス群生地として知られる滋賀県草津市・烏丸半島の琵琶湖岸で、例年は湖面を埋め尽くすハスの葉が全く見られない状況となっていることを受け、県と草津市は27日、原因を探るため水中調査を行った。採取したハスの地下茎などを分析し、原因解明を進める。

 県職員らは6つの地点で水中にもぐり、ハスの葉や地下茎のサンプルを採取。地下茎はほとんどが腐食していたという。

 担当者は、さまざまな可能性や複合的な原因が考えられるため、原因の解明には時間がかかるとする一方「食害や病気の可能性は低いのでは」と推測。「絶滅したのではなく、生えていない状態。生えない原因が分かれば回復すると思うが、湖上一面にハスが咲く状態に戻るには時間がかかるのでは」とした。

 また、同市の県立琵琶湖博物館の芦谷美奈子主任学芸員(水生植物生態学)は「食害とは言いづらい。土中の環境が悪化したのが原因として考えられ、今後は土の中も調査する必要があるのでは」と話した。

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